はじめに
「固定費」と「変動費」という考え方、知っていますか?生活をする中でお金を払うことを支出といいますが、実は支出の中でも「固定費」と「変動費」の2つに分類されます。
これは資産形成の基礎となる考え方ですが、実際に生活にあてはめると「どこまでが固定費?」「そもそも固定費・変動費って何?」「推し活はどっちなの?」と迷う方も多いのではないでしょうか🙌🙌
支出の見通しが立つことは急な出費に対応できる力を生みます。推し活をしている皆さん。そうです。前触れもなく急に発売されたグッズを頭を抱えずに買えるようになるんです😍😍😍
そこで今回は、冒頭にも述べましたように、固定費・変動費の考え方をご紹介したいと思います。生活の中での急な出費に対応できる力を身につけられるように一緒に勉強していきましょうね📝
固定費とは?
固定費とは、毎月ほぼ一定額がかかる支出のことです。
例えば、
- 家賃
- 通信費(スマホやインターネット)
- 保険料
- サブスクリプション(動画配信サービスなど)
これらは、生活を維持するために必要なもので、×12をすることでおおよそ年間に払うことになる金額を求めることができます。逆に固定費を見直して節約できた金額を×12すると年間で節約できる金額を求めることもできます。
例:1ヶ月5,000円の節約×12=年間で60,000円の節約 (固定費の見直しは効果が大きい!!!)
変動費とは?
変動費とは、月によって金額が変わる支出のことです。
例えば、
- 食費
- 交際費
- 交通費
固定費とは異なり、月によって支出金額が異なるものなので年間支出を計算することは正直、少し難しいです。
つまり、変動費は固定費と比べると変動性が高く支出管理が難しいという特徴を持ちます。その変動性をコントロールするためには予算の目安を立てることが効果的です。「今月は1,000円予算超えちゃったから来月は1,000円予算から余るくらいの出費に抑えよう」など
✅やってみよう✅
「実際に自分の固定費・変動費を洗い出すと意外な発見があるかも?」
この記事の最後に、すぐ実践できるチェックリストを用意したので、ぜひ活用してください。
推し活はどっち?
結論から言うと、私は推し活費は固定費に分類するべきだと思っています。
出費の多い月と少ない月に差があるため変動費だろうと考えた人、実際にそうしている人は多いと思います。間違いではないと思います。しかし、変動費にするといくら予算の目安を立てていたとしても、ひと月に出費が重なった際にその月の予算、次月以降の調整では間に合わなくなります。(ライブチケット代、グッズ代、交通費、宿泊費など1回の公演で出ていく出費が大きいため)
そのため推し活費は固定費と捉えて「推し活積み立て貯金」をすることをおすすめします💪💪

固定費・変動費を分けて管理するメリット
固定費・変動費を分けて管理するメリットは以下の3つです。
- お金の流れがシンプルになる
- 削減ポイントを見つけやすい
- 1回の出費が大きい推し活に惜しみなく出費できる
まとめ
固定費は「毎月必ず同じ額で出ていくお金」
変動費は「月ごとに増減するお金」
推し活費は固定費と考える
固定費を見直して削減することは、一度の作業で半永久的な節約に繋がるため効果が高く結果的に推し活に回せるお金を増やすことにも繋がります
変動費の削減は出費のたびに節約意識を持たなければならない、単発の節約効果しか生まないため、予算を立ててオーバーしないように気を付ける、オーバーした時は次月以降で調整する意識で無理なく続けることが大切です
今回の固定費と変動費の理解は後に大きな支出を抑える、逆に満足度の高い支出にお金を適切に使うために重要な考え方になるので、ぜひ自分ならこの支出はどっちに分類するか考えてみてください😊😊
実践リスト:固定費・変動費を仕分けしてみよう!
📌自分なりに仕分けをしてみよう📌
- 家賃
- スマホ・Wi-Fi代
- 保険料
- サブスク代(音楽・動画・ファンクラブなど)
- 習い事やジム代
- 食費・外食費
- 交通費
- 光熱費(電気・水道・ガス)
- 日用品
- 推し活費(グッズ・イベント・遠征など)
※自分のライフスタイルに沿った支出項目を足してみてね😁
コツ:
紙でもスマホのメモでもOK!
「固定費だけでもいいからまず書き出す」のが第一歩!
推し活費を「固定費」に入れておくと、予算管理がしやすい!
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